2008年2月3日日曜日

見えない恐怖!脳と身体を蝕む電磁波の恐怖 <Ⅱ>

WHO(世界保健機構)の下部組織であるIARC(国際がん研究機関)は2001年6月27日にフランスのリオンで、50~60ヘルツの低周波電磁場は、発ガンランク{2B}の「人体への発ガン可能性あり」を全会一致で正式にランク付けをする画期的な発表を行った。

この発表を受けてWHOは各国政府や電力業界に「予防的対策」を講じるように伝えた。

このワーキングメンバーは米・英・仏・独・カナダ・スイス・スェーデン・デンマーク・フィンランド・日本からの10ケ国、21名の専門家によって構成されており日本からは、京都大学の宮腰順二氏が参加しています。

☆IARCが規定した発ガンランク
1  発がん性あり→ダイオキシン・アスベスト・C型肝炎ウイルス・塩化ビニール・ラドン等87種。
2A 発ガン可能性が高い→紫外線・PCB・ホルムアルデヒト・ベンゾピレン等63種。
2B 発ガンの可能性あり→DDT・クロロフォルム・極低周波電磁波・PBB・鉛・4塩化炭素等23種。
3  発がん性有りと分類できない→炭塵・水銀・キシレン・フェノール・蛍光・サッカリン等483種類。
4  非発ガンの可能性有り→カプロラクタム(ナイロンの原料のみ)